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レベルE / 富樫義博

レベルE (1) / 富樫義博 (Amazon.co.jp)

至高の名作。
ふらっと池袋ジュンク堂で全3巻見つけた刹那に速攻で購入しました。
少年漫画向きじゃねーなー、と思いつつそのトバしっぷりは素晴らしきかな。
頭使うわ、黒過ぎだわ、こっぴどいわで、ご飯が何杯でも行ける作品です。

氏のモチベーションの極限というのはこの辺りだと自分としては思ったり。
H×Hとか幽遊とか読む気がしないのに無性にこれだけはビンビン読みたくなってましたし。
最後の終わり方の投げてる感じがとても彼らしいところだと思いますけどね。

はたらくねこ / 渡辺電機(株)

はたらくねこ完全版 (1) / 渡辺電機(株)
はたらくねこ完全版 (2) / 渡辺電機(株)(Amazon.co.jp)

ここ最近で氏の作品を4冊くらい買うという異様なペースです。それはそうとして。

今は昔に月刊雑誌のファミ通ブロスにて連載されていた作品。
確か中学時代にリアルタイムで読んでたような覚えがあります。なんでブロス買ってたのかは今思えば謎。
完全版の1巻の部分のみ発売され、2巻が発売される事も無く、1巻が絶版という、物凄い黒歴史を孕んだ作品。
出版社のお家事情ってものでもあるんでしょうかね。

単行本の中で、左(表紙側)から右にページをめくっていくと、
途中から右(裏表紙側)から左にページをめくっていく話に二分されています。
当時読んでた人間だからこそ思い出したことですが、ちょうどファミ通ブロスが方針転換して、
雑誌そのものの方向性が変わってゲーム雑誌から、漫画誌になった影響な訳で。
丁度その狭間に存在する辺りが不遇というか黒いというか。
ちなみに完全版の発売元はエンターブレインではなくジャイブ。
出版社のおいえじj(ry

内容自体は、ぬこキャラが多くて比較的読み易い事。これ位が丁度良いです(何
どちらかというと自分にとっては昔の思い出的な作品かなと。全くもって懐かしい。

機動戦士ガンダムSEED (1),(2) / 岩瀬昌嗣

機動戦士ガンダムSEED (1) / 岩瀬昌嗣
機動戦士ガンダムSEED (2) / 岩瀬昌嗣 (いずれもAmazon.co.jp)

いったいなんだって、今更な時期にSEEDなんか買ってるんですか私は。
それなりにガンダムシリーズを網羅して見ていて、SEEDも知っておくかー、と思い購入。
普通にAmazonで0円で買えるだったらこっちで買えばよかった訳で。

作者様の絵は、まあ、慣れればどうにかなるとして。

SEEDそのものがこれで分かるのかな、というのが疑問に。
なんかこれ買うんだったらレンタルDVDでシリーズ見るとかの方が良かったかもしれません。
というより、テレビはテレビで陳腐と呼ばれる事もしばしばあるわで、良さが伝わってこない。
でも人気だから不思議。

人間模様とかよりは機械物の方が興味あるから、そっち重視で今度は買おうかなと。

けものとチャット (1) / みずしな孝之

けものとチャット (1) / みずしな孝之 (Amazon.co.jp)

猫語を理解できる女子高生とその周りの方々の猫に絡む4コママンガ。
サボキャン、アナウンサーといった辺りの、氏らしい話回しで安心して読める話だとおもいます。
猫と喋るとは禁忌だったりしちゃうんじゃないかと思いつつも、お気楽な展開で進んでおります。
みずしなさんにしては割と登場人物少なめかと思いつつも、猫はやったら出てるからバランスは良いのか。

あとは頑張って女性キャラをカワイクしようとしてるような。茶々あたり。
プールのシーンで出てたけど、メガネ外した深冬を激しく希望致します。
メガネスキーな人々からすれば邪道な話だろうとは思いつつ(・ε・)

喧嘩商売 (1) / 木多康昭

喧嘩商売 (1) / 木多康昭 (Amazon.co.jp)

木多氏の復活作。
表向きが喧嘩がテーマの下ありギャグマンガ。
出てくる方々のキャラクターなどが相変わらずにお約束過ぎて面白いやら懐かしいやら。
下ネタは青年誌に昇格したお陰で相変わらずどころかレベルアップ。
そしてまあ、氏特有のネタの振りかざしっぷりも相変わらずです。
木多作品のノリが好きならお勧めだと思います。そこが難しいところですが。

後はまあ木多氏のやる気がどこまで続くかによるんでは無いでしょうか。
裁判沙汰にならないようそこそこ息長く続けていって欲しいです。

ひさびさマンガ喫茶

読んでみたいけど買う気は起きない本を開拓しにマンガ喫茶へ行ってきました。
近頃は作者で買う以外に食指が余りにも沸かないため、一度は試しておきたかったのです。

と言う訳で不精して通勤定期圏内の水道橋ゲラゲラに行ってみました。
安いんですが、スペースが狭い(‘A`)
イスを傾けると人に気を遣わせる感じでお互いに不快な感じに。
池袋manbooで個室ブース慣れしちゃってるからもあるんですが。
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ぽにぱに (1) / V.A.

ぽにぱに (1) / V.A. (Amazon.co.jp)

ぱにぽにの公式アンゾロジーコミック。
良くも悪くも売り方があざといと思いつつ、出来栄え的には結構良いもんだと思います。
キャラの数が膨らみ過ぎて目立たなくなったキャラが増えた本編を考えると、
思い入れで影のうすーいキャラが引き立ってしまうのがアンソロらしい所。
ペホ、一条辺りが結構出まくっておりました。ヤンキーは出てきませんでした。

各作品を読んでいくたびに、各キャラが立ってるものもそうはないんじゃないかなぁと思ったり。
割とすんなり読める作品が多かったのは好感持てました。というか続刊出るんだろうなぁと。

もっとも、本編を見るまではそう思っていたんですが、本編はそれを凌駕してました。
ぱにぽに(8)に続く。

阿佐谷腐れ酢学園 / SABE

阿佐谷腐れ酢学園 / SABE (Amazon.co.jp) 
※18禁扱いなので、子供はクリックしないこと♪

思い余って買ってしまった。あんまり後悔はしていない。

とまあ、南Q太氏とSABE氏は元夫婦という話を今更知った今日この頃です。
どっかの冨樫さんと竹内さんがぬ~○~を題材にした絵本を出すと言った話を読んでる最中に、
漫画家夫婦情報を垣間見て知ったわけですが。まあ、冨樫さんは別にいいです。

んで、本題ですが、とりあえず酷い漫画です。
幼さ溢れるエロティックでファンタスティックなオペラだと思います。適当に言い過ぎです。
掲載している雑誌の割にはエロさ薄め、不条理、品の無さ濃いめってイメージかなぁと。
下品な話がとことん嫌いな人は受け付けられないでしょう。

終わり方的に一冊で完結しちまったもんだと思ってたらまだ快楽天でやってるみたいです。
ポイントとしては日陰ちゃんの人間性の変化というか堕ちるところまで堕ちてる点ですか。
まあ、簡単に言えばダメな漫画ですね。簡略し過ぎ。

GOLIALIZZE GOLI MATSUMOTO ARCHIVES

GOLIALIZZE GOLI MATSUMOTO ARCHIVES

IIDXの2ndからイラスト関係を描いてるGOLI氏の画集。
始めの頃のアメコミ風なタッチからシリーズが新しくなる度に、
アニメっぽくなったり萌え路線に入ったりデフォルメしたりと、
手を変え品を変え色んな方向性を展開している氏な訳ですが。

配送で届いた瞬間に思ったのが、図鑑並の重さというかブ厚さというか。
内容は今までの氏のキャラやレイヤー、ムービーを網羅してます。
荒山課長、TOE JAMのジジイ、ヒロシ&チー子もバッチリ収録です( ´_ゝ`)b

そういやdouble thrashはポップンのJackが出てたりするんですなぁ。
あんまりポップンやってないんでボロが出そうですけど、そういう意味では芸が細かい。

感動したのはポスターアートの各シリーズのポスター11枚かなぁと。
初回特典のDVDは映像は気合入りまくってるんですが、曲が好き好きかなぁと。
何というか人気出るとDoLLとかXepher的なクリップが増えそうですやね。

とりあえず次はF-FLY画集を希望します(´ρ`)

男爵校長 (1) / OYSTER

男爵校長 (1) / OYSTER (Amazon.co.jp)

この方は吉崎観音氏の背景なりお手伝いってイメージと、
コミケ中、吉崎氏・あかつきごもく氏のサークルで配布される男爵船長ってイメージがあったりします。

内容的には、男爵船長的な話に萌えを足しましたって感じの学園4コマ。乱暴な解釈です。

話のフリとか思っていたよりまともでした。
「もえよん」の冠も付いちゃってますが、割とマイルドに済ましちゃってるよなぁとか。
ブッピンとか男爵校長とか先生方を振り回してくれたら、腹抱えそうな気もしたり。
ドナは良いと思いました。着ぐるみというか台詞回しというか何というか色んな意味でツボ。

そこそこに意味不明な展開が好きな人はお勧めなんじゃないかと思います。
過度に求めるなかれって感じです。